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触れようとすれば
叶う すぐ側のキミの肩
抱き寄せてみたいのに
何だか途中で腕引っ込める
どしゃ降りの雨
傘ひとつ 寄り添ったカラダ
触れた肩が他人行儀
近づき過ぎないように
逆の肩 雨ざらし
キミの瞳に映るボクゎ
特別なんだと言い切れない
頼りない慢心
やるせない本心
ボクをいい気にさせてよ
そんなサインボクに送ってよ
イタズラっぽい上目遣いで
ボクに微笑みかけてよ
時に疑心暗鬼で夢見がちなボクを
優しさのヴェールで覆い尽くして
不安になるボクを見透かし
問題ないのと笑ってみせて
静かな雨が伝うボクの頬に
その白く細い指先で
心配ないよと心を開いて
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