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【修一】「はぁ~、鞠奈。いい加減、毎日由紀に威嚇するのは止めろ」
俺はそう言って、鞠奈の頭にチョップをかました。
【鞠奈】「あう~、だって兄様、この人は鞠奈のライバルなんだからしょうがないよ~」
鞠奈は頭を押さえながら、潤んだ目でこちらを見ていた。
【修一】「そんな目で見て来ても駄目だ。
それにライバルって何のライバルだよ」
【鞠奈】「決まってますよ。こ・い・のライバルです」
鞠奈はあまり無い胸を張りながらそんな事を言い出した。
【修一】「煉もおはよう」
【煉】「うん、おはよう、修一」
【鞠奈】「って、無視しないで下さいよ、兄様~」
【修一】「もうお前は、黙っときなさい」
【鞠奈】「はう~、は~い」
俺は鞠奈を黙らせると、煉に向き合った。
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