24人が本棚に入れています
本棚に追加
【?】「あ、修ちゃん!」
【修一】「げっ、マズイ! 鞠奈、煉、離れろ!
逃げれないだろ!?」
【鞠奈】「うぅ~~」
【煉】「きゃ!」
あれの存在から離れる為にじたばたと暴れたが、鞠奈の予想以上の力でその場から動くことが出来なかった。
というより、煉ならともかく……鞠奈のこの力はなんだ?
腕がピクリとも動かないんだが………
【?】「しゅ・う・ちゃ~~~ん」
【修一】「!!?」
しまった! と、思った時には既に遅い。そいつは煉がいた俺の右腕へと絡み付いてきた。
【?】「う~~ん、修ちゃんの匂いだ~」
【修一】「く、この、離れろよ鈴姉!」
【?】「ふふふ、嫌だもんね~。 久しぶりに修ちゃんの会えたんだから」
そういって、鈴姉はキツク俺にしがみ付いてきた。
おっと、説明してなかったな。
この人は神北 鈴音。
俺の幼なじみの一人で俺より一つ年上の先輩だ。
まあ、この言動を聞いて先輩と思う奴は少ないが、事実なので仕方ないんだ。
最初のコメントを投稿しよう!