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下に降りると、鞠奈が作ったのか朝食が並んでいた。
【修一】「いい匂いだな。今日も鞠奈が作ったのか?」
【鞠奈】「うん!兄様の為に心を込めて作ったよ」
鞠奈は笑顔でそう答えていた。まぁ、いつも通り俺だけが鞠奈の手作りなんだが。
【修一】「なぁ、鞠奈。
いつも思うんだが、俺だけ朝食が違うのはやめにしないか?」
【鞠奈】「えっ!
どうしてですか、兄様!
私の御飯……まずかった…ですか?」
鞠奈はうるうるさせながら、こちらを見て来た。
この目に俺は弱いんだよな。
でも、ここで何も言わずにずるずると話を先送りにするのは良くないしな。
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