6人が本棚に入れています
本棚に追加
壁伝いに歩いてみる。
どこまで歩けばいいのか。
自分がどのくらい歩いているのかは分からなかったが相当長く感じた。
暗い闇の中を歩き続ける私。
本当に、ここはどこなのだろうか…
唯一マシなのは壁があること。
真っ暗な中で唯一頼りになる目印はこの壁だけである。
私はとりあえず壁伝いに歩いていくことにした。
部屋なのであれば絶対に角にぶつかるはず。
どのくらいの広さなのかも把握できるはず。
私はこの状況について、
床と壁があること、
自分が制服を着ていて裸足であること
以外はなにも情報がないため、少しでも情報が手に入る行動をとろうと考えた。
最初のコメントを投稿しよう!