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いつものように
川沿いの土手道を本を読みながら下校していると…
「やめて!離してよ!」
声の方に目を向けると
女の子が男三人に絡まれていた
どっちも同じ制服
うちの生徒だ
暫く立ち止まって見ていると
女の子がしゃがみこんで泣き出した
男どもは笑ってる
いくら俺が平和主義者だといっても
このまま見過ごすような奴じゃない
『君達、女の子一人によってたかって何をしてるんだい?』
「お前に関係ないだろ?
ガリ勉野郎は、お家に帰って勉強してなよ」
確かに…大学に進学希望の俺は勉強にいっぱい時間を使いたいさ
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