始めに

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     足跡 私が 歩いてきた道 振り返ると 二組の足跡 そうか… 一人で歩いてきたと思っていた道も 常に 神は見守ってくれてたんだ と 気付いた でも よく見ると 所々 一つしか足跡が無い場所がある そこは 私が弱っていて 辛いと感じていた道だった 私は 尋ねた 何故 私が辛い時に あなたは私を お見捨てになったのですか? 辛い時に一人で乗り越えてこそ 強くなれるとか そんな美談は いらない 神は 言った 私は あなたを見捨てた事など 一度も無い 足跡が 一つしか無いのは それは私があなたを 背負っていたからだよ
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