一章 合戦の地へ

6/16
16070人が本棚に入れています
本棚に追加
/1132ページ
  ダンテ「なんだサクラ…?これだけでいいのか?」 サクラ「はい。さほど困っていたわけじゃありませんから」 ダンテ「そうか?もっと買い出ししといて良いんだからな?本当に長い間、居なくなるんだからな」 ゴロウ「ところでよお、ダンテお前さんいったい何をしようとしてやがんだ?」 ダンテ「…後で話す」 ゴロウ「…?」 ダンテ「さて、やっぱり最後は団子屋に行こう!当分、食えなくなんだからな」 サクラ「はい!」 ゴロウ「……」 団子屋 ダンテ「邪魔すんぜタカさん」 タカ「らっしゃいだわさ!ダンテにサクラちゃん、それにゴロウちゃんだったねだわさ?」 ゴロウ「え…えぇ…」 タカ「妖精って小さいだけで、人間とさほど変わりないだわさ?♂だわさ?♀だわさ?」 ゴロウ「い…一応は前者のほうだよ」 タカ「サクラちゃんがバイトしてくんないからねぇ…。どうだわさ?ゴロウちゃんが代わりに…」 ゴロウ「こっ…断る!!タカさんの目付きが激しくエロい!」 タカ「もう…連れないだわさねぇゴロウちゃんもぉ」 ゴロウ(なにされるかわかったもんじゃないからな…) ダンテ「タカさん!今日も奢りな?まだ前の腕相撲の借りがあんだろ」 タカ「仕方ないだわさねぇ…。いつもの白玉だわさ?」 ダンテ「ああ!」 ゴロウ「よっこらしょっ!」 サクラ「今日はお客さんが少ないですね…」 ダンテ「まあ、大丈夫だろ…。そうだ!サクラ、ゴロウ。俺が帰ってくるまで、タカさんとこに世話になってもらってろ」 ゴロウ「…へ?」 ダンテ「いつ帰るか分からないからな。タカさんとこに少しの間、居させてもらえ」  
/1132ページ

最初のコメントを投稿しよう!