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キスケ(主は大丈夫と言っていたが、やはりコジロウ殿が気がかりだ…。天井裏から見張らさせてもらいます…)
ダンテ「次期長か…。てぇことはかなりの力だってわけだわな」
コジロウ「でなければ合戦にひとりでは出向きませんよ」
ダンテ「さて、体を洗うかな…。っよこらしょ」
ダンテが湯船からあがる。
キスケ(はわっ…!?あっ…主のきっ…鍛えられた体…。生で見るのは初めて…)
ダンテ「ゴロウ、背中頼む」
ゴロウ「あいあいさ」
キスケ(なんという琢磨しい肉体…。磨き上げられた筋肉…。ゴロウ殿が…主の背中をっ…。うらやましい…)
キスケが体を前に乗り出す。
キスケ(しまった!音を立ててしまっ…)
ダンテ「ぶわっきしょおおい!!」
ゴロウ「ぬわっ!」
キスケ(い…良い具合に主がくしゃみを…?助かった…)
コジロウ「なんですか…?一体全体先ほどの叫びは」
ダンテ「ズビっ…。くしゃみだが…何か?」
コジロウ「先ほどのが…くしゃみと申されますか…」
ダンテ「モチのロン」
ゴロウ「どんなくしゃみをするんだお前さんはよ…」
ダンテ「てへっ」
コジロウ「下品としか言い表しようがありませぬな」
ダンテ「だまらっしゃい!」
ダンテがふたりの見えない角度でウインクをする。
キスケ(…!?主は拙者がここにいることに気が付いておらっしゃったのか…)
ダンテ「さてと、そろそろあがろうかな。深夜になるにつれていろんな客がいるからな。例えば覗き好きとかな」
キスケ(うっ…)
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