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ダンテ「お前も、俺の首が欲しいか…?」
コジロウ「いいえ、仮にも私は佐々木家の本家。コイツらゲスのように金には困った覚えはありませんよ。正直、いりませんね」
ゴロウ(本当にヒネクレ口しかたたかねえな…)
ダンテ「ったく…アンタって人間はマジで掴めねぇよ」
コジロウ「それはお互い様ですよダンテ君。アナタも充分、掴めないお方です」
ダンテ「そうですかい。とりあえず…やることはひとつ…」
コジロウ「えぇ…」
サクラ(まさか…今から戦うのですか…?)
ダンテ「役所の奴が来る前に…」
コジロウ「ズラかりましょうか」
ゴロウ『逃げんのかい!』
ダンテ「バカ野郎!どんな状況だったとしても、人倒したんだから、倒した方が悪いんだよ!」
コジロウ「街の皆も出てきてますしね…」
キスケ「主…?どうなされました!?一体この倒れ込んでる輩達は…」
ダンテ「説明は後だ!キスケ、煙幕だ!」
キスケ「御意!」
キスケが煙幕を投げる!
町人達「うわっ」
コジロウ「ダンテ君、とりあえずお別れです」
ダンテ「ああ!」
コジロウ「合戦にてまたお逢いしましょう」
ダンテ「望むところだ!それまで、殺されんじゃねぇぞ!?」
コジロウは煙幕と共に逃走する!
ダンテ「キスケ!刀、部屋に置きっぱなしだから頼む!後から来い!」
キスケ「御意!」
ダンテ「逃げるぜゴロウ、サクラ!」
ゴロウ『風のようにかい!?』
ダンテがサクラをお姫様抱っこする。
サクラ「はぅっ!」
ダンテ「クソぉっ!今日は屋根無しかよぉ」
コジロウ(万屋ダンテか…。合戦にてお待ちしてますぞ…)
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