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舞台はドイツから日本に戻る、広い日本式の邸宅の庭でシンジはエリオ達と一緒になのはとフェイト、コウの訓練を受けていた、シンジとエリオはコウの訓練メニューを受け、スバルはフェイトとマンツーマンで、キャロ達後衛組はなのはの指導を受けていた
「取り敢えず、シンジには戦いの経験がない、だから同じようなタイプのエリオと模擬戦をしてもらう、エリオ、頼んだぞ」
「はい!」「任せてください!」
コウの言葉に少年二人は素直に頷く
「じゃあ、二人とも距離を取って」
「「はい」」
シンジとエリオがコウを挟んで5メートルほど距離を取った、二人の手にはそれぞれ自分のデヴァイスが握られていた
「では、始め!」
コウの合図とともにエリオは“ストラーダ”を構え、シンジは“ギルガメッシュ”を半身になって構える
「いくよ!エリオ!“ギルガメッシュ”!」
『フラッシュブレイド』
先に仕掛けたのはシンジだった、振り下ろした白銀の刀身から光の刄が放たれ、エリオに迫る
「“ストラーダ”カートリッジロード」
『yes,sir』
“ストラーダ”から薬莢が吐き出され、エリオは突然シンジの視界から掻き消え、次の瞬間にはシンジの背後に現われた
『フラッシュアーマー』
間一髪で“ギルガメッシュ”が魔力の鎧を形成し、シンジは距離を取った
「やあっ!」
すぐに距離を詰めてきたシンジの右手の“ギルガメッシュ”の斬撃をエリオは“ストラーダ”で受けとめる
「もらったぁ!」
すかさずシンジは左手の“ギルガメッシュ”でエリオの脇腹を狙う
「甘い!」
エリオは突然“ストラーダ”を回転させる、回転した“ストラーダ”は右手の剣を受け流し、柄の部分で左の斬撃を受け流した、そして、そのまま、両方の剣を弾き飛ばす
「うわああ!」
シンジは態勢を崩し、尻餅をついた、その首筋に“ストラーダ”が突き付けられる
「そこまで!」
コウの合図でエリオは切っ先をシンジから離し、ふぅっ、と一息ついた
「二人ともご苦労さん、これでも飲みながら復習しよう」
コウはそう言ってシンジとエリオにスポーツドリンクを投げ渡す、二人はそれを受け取りコウの近くによっていく
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