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協力者
時空空間にある監獄の一つで一人の男と一人の少年が相対していた
「ジェイル・スカリエッティ博士ですね?」
少年の言葉に男は頷く
「そうだが……君は誰だね?」
「僕の名前は碇シンジ……あなたの力を借りたい」
「シンジ君か……一つ尋ねよう私が君に協力する見返りに君は私に何をくれる?」
ジェイルが試すような眼差しでシンジを見る
「自由とあなたが興味を持ちそうな実験対象……なんてどうです?」
「ほう、では、もう一つ尋ねよう……君は何を望んでいる?」
「世界の再生」
予想もしていなかった答えにジェイルは目を丸くする、しかし、すぐに笑みを浮かべ笑いだした
「フフ、ハハ、アハハハハハハ‼世界の再生?おもしろそうじゃないか……気に入った、君に協力しよう」
そう言ってジェイルは手を差し出す、シンジはその手を握り返す
「ありがとう、Dr,ジェイル・スカリエッティ」
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