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シンジが時空管理局に宣戦布告をしてから数日もしない内にはやてのもとにある情報がもたらされた……それは、かつて彼女が率いた機動6課が逮捕したある時空犯罪者が脱獄不可能といわれた監獄から脱獄したという知らせだった、はやてはすぐに元機動6課のメンバーを集めた
時空管理局の会議室の円卓に15人の男女が座っていた、元機動6課のフォワード陣とサポートスタッフの主だった人物である
「さて、今日みんなに集まってもらったのは他でもない……みんなももう耳に入ってると思うんやけど、つい先日ジェイル・スカリエッティと更正プログラムに参加していないナンバーズが脱獄した……」
「やっぱり、その話本当だったの?はやてちゃん」
茶色の髪を後ろでまとめた女性が聞いてきた
「そうなんよ、なのはちゃん」
その答えを聞いてなのはと呼ばれた女性は手を顎に当て考える仕草をする
「それで?管理局はどう動くの?」
今度は金髪を後ろで流している女性が尋ねる
「それが本題なんよフェイトちゃん……時空管理局はこのことを請けて機動6課の再編を決定した……主な目的は2つ、スカリエッティの再逮捕と、先日管理局に現われた少年からレリックを守ること……」
その言葉にその場にいた内ヴォルケンリッターの4人とはやてをのぞいた全員が首を傾げる
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