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あれはいつだったか
ふっと空を見上げた
蒼かった
強く濃く
雲一つない蒼
きれいだなって思った
何かに似てるとも思った
切なそうで
孤独そうで
でもきれいで…
あぁ そっか
空は人の心に似てるんだ
最初は誰だって
切なそうで
孤独そうで…
人々と触れ合う
触れ合うたび
それは
温かそうで
楽しそうで…
きらきらしている
青い空になる
そして
どこまでも
広く大きなものである
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