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午前四時になった時ふと目が覚めた。いや起こされた。
眠たい目を開け、辺りを見渡すと横に黒いスーツを着た男がいた。
「迎えにあがりました敬廣様」
俺は昨日の手紙の事を思い出した。
「本当だったのかよ…イタズラじゃなかったのか」
男が俺に言った
「もう行きましょう。時間もありませんし…」
と言って窓の方へ向かった。
敬廣「おい、どこ行くんだよ。そこ窓だぞ」小声で言った。
「ここから出ます。早く来てください」
男が言った事に疑問を持ちながら俺は窓の方へ向かった。
すると、男は俺を持ち上げ窓から飛び降りた。
敬廣「何するんだよ、死んだらどうすんだ」
男「さっきもここから入りました。それにこの方が早いのです。」
俺は鬼ごっこに色々疑問があったが、黒い服の男に連れられ、準備された車に乗った。
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