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『ほらほら。舞,琉華。次,移動教室だょ!いそがなきゃ!!』
『『は~ぃ。』』
移動し始める3人。
…どこからともなく視線を感じる…
…が,その時は別に気にもせず,教室へ急いだ。
『ねぇねぇ。琉華ちぃ~。』
ひそひそと話かけてくる舞。
『ん?』
『なんかさぁ~。移動してるとき,隣のクラスの男子こっちみてなかったぁ~?』
…あ~。さっきの視線はそれだったのか
『そーだったんだ。気付かなかったょ。』
気づいてなかったフリをした。
…私みたぃなのがそんなコトを言ったら痛い仔だと思われてしまぅんじゃないかと思ったから…
『や~ん。あいつらに興味なぃけどぉ,そこからな~んか発展しなぃかな~。』
…あいつらッて…あの瞬間でよくみてたなぁ。
つか,まだ男つくるつもりかょ!!
心のなかで突っ込んだが口にはだせなぃ。
『もしかして,あの中の誰かが舞のコト好きだったりして~。』
お決まり文句で軽く話をながす。
『きゃ~!そんなぁ~。困るぅ~』
『コラー。中原ぁー。』
『すいませぇ~ん』
舞はニコリと笑いながら謝る。
『琉華ちぃのせぃで先生に怒られちゃったじゃぁん。』
頬を膨らませて言う。
女の子からみても可愛らしぃ…。
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