プロポーズ

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それから5分後久也は走って来た。 「ごめんごめん!」 「又遅刻~」 私は少しすねてみた。 「飯おごるから~」 そんな久也の言葉に首を横にふる私。 「今日は私がおごるよ。誕生日じゃん!」 私の言葉に、 「忘れてなかったんだ!」 嬉しそうな顔をする。 「いこっ!一応予約してあるんだ。」 「完璧だな~」 顔をしわくちゃにして笑う。 …この笑顔に弱い… そう思いながら久也の腕に絡み付く。 何気に幸せを感じながら店に向かって歩いた。
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