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ドタドタドタ
階段を駆け上がる音がする。
バンッ!
「里奈~遅刻するよ~」
お母さんが思いっきりドアを開けてきた。
「ん~今何時?」
「もう8時よ。優斗君が外で待ってるから早くしなさい。」
「えっ!!優斗待ってるの!それを先にいってよぉ。」
わたしは片山 里奈(カタヤマ リナ) 13歳
幼なじみの榛原 優斗(ハイバラ ユウト)を待たせてるので急いでいるところ。
「おはよ。待たせてごめんね。」
「これからはもっと早く起きろよな。じゃなきゃ先に行くぞ。」
「えっ!それだけは…」
「冗談だよ。早く行くぞ。遅刻する。」
私達は急いで学校へ向かった。
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