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「でも、優斗君はきっと里奈のこと好きだよ」
麗奈が絶対そうだとか言ってるし。
「そんなわけないじゃん。ありえないよ」
「そうかな…」
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
「席に着け。授業始めるぞ」
勉強が大嫌いな里奈は先生の話なんて聞くはずもなく隣の席の優斗の親友、相葉 亮(アイバ リョウ)と喋っていた。
こうして授業も終わり下校する時間になった。
「里奈はいいなぁ………席変わってほしいよ」
麗奈が羨ましそうに言った。
「いきなりどうしたの?」
「あのね、実はね、私ね、亮のこと好きなの//」
「えぇ!!そうなの!?頑張って!!」
里奈がガッツポーズをしながら言った。
「私も応援するよ。麗奈は可愛いから大丈夫だよ」
渚も頑張れと麗奈を応援している。
「本当!?2人ともありがと」
その後は私と渚が麗奈に「いつから好きになったの?」とか「どんなところが?」とか質問していた。
すると誰かが里奈を呼ぶ声がした。
「あの―片山 里奈さんいますか?」
「はい、何でしょうか?」
「ちょっと着いて来て下さい」
「ちょっと行って来るね」
里奈は知らない男に着いて行った。
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