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「まあ、その辺はおいおい話すとしてだ…
にしても…祭、なぁ」
ぼんやりと窓の外を眺めながら彼は呟いた
しばらくの間、沈黙が続いたが…
ふと、何を思ったか彼がこんな事を言い始めた
「なぁ、ジュンよ
久々に町に出てみねぇか?
お前の話聞く限りだとまあ、確証はねぇけど…
とりあえず、俺としては一回位は見てみてぇんだよ
ついでによ…
いつまでも病室(ココ)に居るよりもたまには外の空気ぐらい吸った方が身体には良いだろ」
すると、しばらくは沈黙が続いたが…
「明日の検診をパス出来たら…
考えるけど…」
恥ずかしそうに彼女はそう答えた。
そして、検診の日
いつもは「現状はあまり良くない」と医師に診断直後に言われるのだが…その日に限っては「良好」と言われた
そして…現在
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