懐かしい港町

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まあ、当然の様に残りの見張り共がハルノの周りに集まり始める訳で… 『テメ、ハルノ!!!何の真似だ』 『雑魚の癖して…生きて帰れるとは思うなよ!!』 『マフィア舐めてんじゃねぇ!!! 殺っちまうぞ!!!』 『命乞いするなら今の内だぞボケェ!!!』 と、完全ブチ切れモードのマフィア共に対してハルノはというと… 『ハッ!!イイゼ…上等だ。 こちとら最初っから最後まで全力疾走,猪突猛進,一意専心・不退転の心意気でやって来てんだ!! 命乞いなんてちゃんちゃらする気はねぇ!!! 掛かって来な…こっから先は本気のマジモードだ!!!』 なんつーか…ただ単に難しい四文字熟語並べて意気がってるだけじゃねぇかよ… てか、本気のマジモードってなんだ? よく見ると相手の数はざっと…20少々+銃や刀剣・凶器装備に対してハルノは…ほぼ素手(近くに酒瓶がゴロゴロ) 勝てるわけないだろ… しかし、よくよく考えてみると…こりゃ旨い状況じゃないのか? 見張りは全員ハルノの周りに集まってる…つまりは、警戒されない。 だから、気楽に侵入可能… 「こりゃ、幸運だな…ありがとよハルノ!!」 シュン!!と風の如く建物内に侵入した。 その頃、ハルノは… 「ようやく侵入したか…全く、世話の掛かるダチだな さあて、久々に本気出すか…掛かって来いよゴミ共」 と、周りのマフィアを挑発していた 「「「死ねぇ!!!ハルノー!!!」」」 案の定、突撃するマフィア共 すると、ハルノが一種の構えを取り始める 「戦鬼到来…刀秦戒名 さあて、今は無き『戦刀鬼』の力…とくとご覧あれ」
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