懐かしい港町

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数十分後… 辺り一面に屍の山が築かれていた。 「あ~…また、やっちまったな」 流石にやり過ぎたか… と、ハルノに目を向けると 「っ~♪ おっ、ラッキー♪ 金目の物ゲット!!見ろよ、この財布金貨がこんなに…おっ、こっちは銀貨まで…やっぱ儲けてるよな♪」 金目の物を漁っていた… つか、犯罪だろ 「お前…何やってんだ 何、金目の物盗もうとしてんだよ つーか、お前なぁ」 「ほい、お前の取り分」 と、ハルノは俺に盗んだ金目の半分を渡してきた。 「イラネェヨ…こんなもん」 「そう言うな…コイツは俺の気持ちだよ。 黙って受け取ってくれ」 仕方なしにコイツの好意を受け取る俺であった
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