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その後…色々と後処理をした俺とハルノは町の噴水公園に向かった
「で、これからどうする気だ…ハルノ?
仮にも俺の身勝手な行動にお前巻き込んでお得意さん潰しちまった今、これからどうするんだよ」
と、ハルノに質問してみたが…何故か、返事が無かった
気になって見てみると…ハルノはしんどそうな顔をしながら落ち込んでいた
「ハァ~…どうしよう
全く、手助けとはいえお前の為にお得意さんを潰しちまった今…どうやって店をやり繰りしていけば良いんだか…」
「わっ悪かったな…勝手なことして」
「気にするな…これも運命だったんだよ
アイツが愛想尽かして出てったのも又、運命だったんだよな…」
「なぁ、ハルノ
今更だけどよ…お前の言う『アイツ』って誰なんだよ
もしかして、恋人か?」
「違うよ…アイツとはそんな関係じゃない
まあ、恩人だな…俗に言う」
「恩人??」
「ああ…恩人だよ」
それからハルノは『アイツ』の事について語り始めた
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