あい色の手紙

優人 17歳 夏

俺の両親は、その二人と時々笑ったりして話しをしている。

当然俺は訳が分からない。
いや、訳が分からないんじゃなくて、3,4歳の俺はまだまだガキで、ただ落ち着きが無いだけだった。

暫くすると、女のほうが俺の肩を軽くポンっと叩くと

「えっと、優くんやんね？おばちゃんとお外に遊びに行こう！」

そう言いながら俺を連れだそうとした。

俺は母親に困った顔で見ると、母親は笑顔で頷いたので、安心した俺はそのオバサンと外に出た。

外に出ると、さっき見た子ども達がまだ遊んでいたので一緒に遊んで貰っていた。

暫くそうやって遊んで居たら夕方になってきた。

一緒に遊んで居た子ども達が一人また一人あの建物の中へ入って行くのを見て、俺は急に両親に会いたくなり走って戻った。