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にこりと楓に笑った後、半兵衛はゆっくりと立ち上がる。
そして、庭に立つと楓の方に振り向き、今思いついたかのように、言葉を掛ける。
半兵衛
「そうだ…。
楓、今度と言わずに今日行ってみないかい?
丁度今日は何処も戦の気配は無いみたいだし。
ま、この陽気じゃあ、戦しろってのが無理だろうけれど」
と、ヒラヒラと飛んで来た色鮮やかな蝶を人差し指の上に止まる様にして言った。
半兵衛の言葉により一層明るくなった表情に半兵衛はこの平和が何時までも続く様に願った。
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(完)
後書き
蒼太様リクエスト有り難うございました!
初リクエスト&初半兵衛夢です!
ほのぼのになりましたが、如何でしょうか?
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