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一連の騒動の後、鈴は俺と一言も口を聞いてくれなかった。
確かに鈴のスカートの中に顔を入れてしまった俺が悪いんだけど――本当は事故――鈴、一体どうしたら許してくれるんだろう?
結局この状態が明日にまで続き、今は俺と姉さんと鈴で朝食を食べている最中だ。
「り、鈴?昨日は…えっと……ごめん。だから―――」
「ごちそうさま」
さっさと容器を洗い場に持って行くと、さくさく部屋を出ていった鈴。
「鈴ったら、何怒ってるのかしら?」
「昨日、俺が鈴の大事な部分を触っちゃったから……かな?」
「え゛っ!?」
こうなったら、成瀬川智!男を見せます!
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