悪魔
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『まぁ、これぐらいでやめたらどうだ!』 と悪魔は言ったが、K氏は熱心にたのんだ。 こんなうまい話には、二度とお目にかかれないだろうと考えたからだ。 『そうおっしゃらずに、もう少し!!今度一回だけでけっこうです!お願いですから、あと一回だけ』 悪魔はうなずき、また金貨をつかみ出し、そばに置いた、その時!
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