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あのあと小包を開けた良彦は暫く言葉を失い、何度も吐き気に襲われた。
そして、すがるように警察に駆け込んだのだ。
「これは」
そう言って石橋は小包を手にした。
「今朝アパートに届きました。ただもう…怖くて…」良彦はガクガクと震えている。
石橋は神妙な面持ちで小包を開けた。
そして思わず、うっ、ともらした。
中からでてきたのは、なんと生首だった。
間違いない。
警視総監である。
ついに3人目の被害者がでた。
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