小さなお家(ShortStory)

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指を絡めて微笑み合って 深い深い接吻を交わす 『‥…愛してる』 『うん‥』 ただそれだけで幸せだった ただ温もりを感じることが出来ればそれで充分だった 深く愛せば深く愛すほど 甘美で甘い密のよう 『‥好き…だから』 消えないように… ただ、願うの どんなにきつく抱き合っても繋がっても一つになれないから 言葉だけは消えないように‥ この思いが消えないように‥ 『‥好き…大好きっ』 『俺も好きだよ』 貴方の温もりを感じさせて もっと、深く深く愛して? .
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