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「そぉいえば…」
「何だ…?」
隼人は女に向き直り言う
「お前の名前は?」
女は不機嫌そうに
「…人から名前を聞く時はまず自分からやれ」
そう言い放った
「くっ…俺は流華隼人…。」
「…僕ゎ…魅門來音(ミカドライネ)」
「來音…?珍しい名前だな」
「別にいいだろ…」
それを言うと來音はさっさと歩き出す…
暫く沈黙が続いた…
「隼人」
來音の家に差し掛かったころだった
來音は立ち止まり…
隼人を見つめる
「なっなんだよ…ι」
「…お前は…僕を裏切らない?」
それは時をとめるように…静かに胸に来た…
來音の声は震え今までの來音からは想像出来ないほど…
弱々しかった…。
「…來音…?」
隼人はようやく口を開けたが名前しか呼べなかった…
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