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「……う…ん…」
目覚めたら見知らぬ部屋のベッドで寝てた。
(昨晩の記憶がない…、確か仕事帰りにあかねと呑んでたんだよなぁ…その後が思い出せない…)
「どこだ?ここ」
窓すらないこの部屋は何ともいえない閉鎖的な空間に思える
(時刻は…九時半か)
携帯で時間の確認をした。
扉に貼り紙がありそこには『松本崇之様、扉を開けたらゲーム開始です。準備は宜しいですか?』と書いてある。
崇之は深く考えず扉を開けた。
「何だこれ?」
そこには自分以外に5人の男女が六角形の机に座っている。
「やっと揃ったみたいだな」
眼鏡をかけたインテリっぽい奴がこっちを見ながら話かけてきた。
「何事?」
崇之の質問にインテリっぽい奴が嫌そうな顔で答えた。
「君も席に着けばわかるよ」
訳もわからず席についた崇之。
ガチャン!
「なんだ!?」
突然、腰の辺りを金具みたいな物が飛び出し固定された。
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