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「うわぁあ!」
「キャアアア!」
部屋内は叫び声でいっぱいになり泣き出す者、拘束具が外れた為、部屋の角で嘔吐する者、崇之は固まって動けずにいた。
インテリっぽい奴は口をパクパクさせながら絶命した。
部屋は血と内蔵と嘔吐物で酷い臭いが充満している。
奥のシャッターが上がり下り階段が現れると放送が入った。
『勝利者の皆様は下のフロアにお進み下さい。』
皆は逃げるように階段へと駆け出した。下へ続く階段を下りると五角形のテーブルと椅子があり、それぞれの席にパソコンの画面が備え付けられている。
崇之は訳わからぬまま始まったこのゲームがとんでもない殺人ゲームだと実感し今頃になって体を悪寒が走った。
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