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「阿南佐智子さんね。じゃあ改めて佐智子さん、座らないとみんな死ぬらしいけどいいの?」
崇之は核心をついた。
「俺は死にたくないんでね。他の人達も仲良くみんなで死にたいのか?」
崇之の言葉で一人の女が席に着いた。
ガチャン!
「あんた、名前は?」
「鈴木亜矢子よ。私だってまだ死にたくない。やってやるわよ。」
崇之と亜矢子を見た佐智子は暫く考えたのちに
「悔しいけどあんたらの方が此処では正論ね。」
そう言って席に着いた。
流れが着席側に来た途端に残りの二人も席に着いた。
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