青色

2/3
前へ
/13ページ
次へ
     その日、私達は仕返を実行する。      私達の信号は揃って青。    何も怖いこと等無かった。この場合の信号は安全という意味ではない。    私達の青の意味は…狂気。進め。              私達は真ん中に置かれている茶ぶ台の足を外し、各々持った。    リーダーかくの男らしき人を残し後の3人を勢いよく3人がいたぶる。      只の棒。でも、テーブル側の方は少し違う。取りつける為のネジらしき部分が有るために少しだけ、とがっているのだ。    それでも只の棒。何回も何回も突き刺さなければ体内に入る事も叶わない。  私は胸元へ突き刺すのを断念して穴と云う穴を攻めた。    まずば両目。以外と簡単だった。只目玉がへこむ。そして勢い良く鮮血が飛び出してきた。  私は一回では飽きたらずに何回も何回も目を突いた。 「ががっ……」 「痛い?苦しい?…でもね、妹も苦しかった筈よ。痛かった筈よ」    そして今度は口。何回も何回も突き刺すと血と共に涎が棒に付いてきた。  私はすかさず彼の服で汚れを拭き取った。 「将来に夢も希望もある女の子と男の子を殺したのよ。此れから先どれだけ笑うか、泣くかも知れない声を奪った。」   私は泣きながら棒で至る所を殴った。  そして、最後は頭を何回も何回も何回も棒で殴る。  その内、頭蓋骨がひび割れてぐにゃぐにゃとしてきた。            
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加