無垢な少女の恐ろしさ。 ハーヴェイ×キーリ

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俺は、「ただいま。」と言ってベットに腰かけた。 「私、先にシャワー浴びたんだけどハーヴェイも浴びる?」 「あぁー…浴びる。」と言いながら、たばこを探した。 ようやく、たばこを探し当て吸おうと思って口にくわえると、キーリと目が合った。 俺は、「なに?」と聞くとキーリは、「…ううん。何もない。」と答えた。 俺は、なんだか居心地が悪くなったのでシャワーを浴びることにした。 シャワーを浴びて、浴室から出るとキーリは、なぜかそわそわしていた。 それに、今夜は兵長が静かだった。 俺は、二人の様子を不思議に思いながら、ベットに腰かけると…キーリが「ねぇーハーヴェイ、不死人って子供作れるの?」と突然、聞いてきた。 俺は、驚きながら「は?」と間抜けな返答をしてしまった。 俺は、兵長をチラッと横目で見たが、何の反応もない。 俺は、なぜいきなりそんなこと聞いてくるんだと疑問に思った。 しかし、前にも同じようなことを聞かれた覚えが…あぁ。あの砂の海の時か。 あの時も、突然だったな…と物思いに耽っていると…「ねぇー?聞いてる?」といきなり、横から声がした。
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