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「うわッ!?」
俺は、不覚にも隣の存在に気付かなかった。
「ハーヴェイ、教えてッ!」
俺は一瞬、絶句したが「いやまあ作る行為だけならできるけど実際作れるのかは…」と途中まで答えてやめた。
なんとなくだが、これ以上言うのも気がひけるしそれに…兵長がいる前で、キーリに教えるのもどうかと思った。
しかし、キーリは俺の心中なんか知らないとばかりに「それで?」と聞いてきた。
「いや…だから…;」(兵長、助けてくれッ!)
「私、もしかしてヘンなこと聞いた?」
自覚なしかιいや、あったらあったで、困るが…知らなすぎだ。
さて、この状況どうする…
「兵長も知らないって言うし、ハーヴェイは答えてくれないし。ベアトリクスに聞いてみようかな?」と便箋を出し始めた。
(おぃッ!?ちょっと、待てιビーに聞くのはまずい)と思って言おうと思ったが…『キーリ、やめとけ。あの女、笑うぞ。』と兵長がキーリに言った。
「やっぱり?ベアトリクスが、駄目ならあの人かな…」
『あの人って、誰だ?』
「ヨアヒム。」
(そっちのほうが、もっとマズいッ!あのヤロー何するかわからねぇーし)となんかイライラしてきた。
たばこでも吸うかと、たばこに火をつけて一服した。
『キーリ、大人になればわかるはずだから、もう寝ろ。』
「えぇーまだ、眠くない。」
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