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「このドドンタスは今までの敵よりも手ごわい……気をつけて」
「こんな筋肉バカそうなやつに負けるわけねぇよ」
自信たっぷりなマリオ。
「では……いっくドーン!」
両手をあげて襲いかかってきた。
そのままマリオお得意のジャンプをし、頭を踏みつける。
「ぐへっ、ならば」
するとドドンタスもジャンプして、ヒップドロップをしてきた。
まぁ動きがとろいのでなんなく避ける。
「マリオ、トるナゲールの力を使ってみたら……?」
「ん、そうだな」
トるナゲールの力を使うと、ドドンタスを持ち上げれた。
「おらぁ!」
そのまま投げ飛ばし、頭を踏みつけまくる。
「ドッヒョー!! 降参降参!」
ドドンタスの声で踏みつけるのをやめる。ドドンタスはその場に座り込んだ。
「バ、バカな……む、無敵とうたわれたオレ様がこんなにアッサリと……。お前、一体何者だ!」
「お前は弱くはない、俺が強すぎるんだ」
ドドンタスを見下しながら言う。
「彼は、勇者マリオよ……」
「“マレオ”か! 覚えておこう、その名前!!」
「ちげーよ、“マリオ”だ!」
「覚えておけマレオ! 今の戦い、実力ではオレ様が勝っていた! ただお前があまりに弱そうなのでちょっと油断してしまったのだ! だからお前の頑張りに免じて今日は引き分けということにしておいてやる! しかし次はこうはいかんぞ、ヒゲを洗って待っておれ! ではサラバだマレオ、グッドドン・バーイ!」
えー書きたくないですが、彼は……たぶん音からしてオ〇〇をしながら飛んでいった……。
「騒がしい男……」
アンナの冷たいつぶやきが聞こえた。
「あんな筋肉バカが伯爵の手先とは、今回楽勝じゃね!」
確かに手先がドドンタスだけなら楽勝ですね。
そのあと青い石の上で何かすると道ができた。
マリオ達はその先に進む。
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