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ハザマタワーに戻ると、デアールの呼ぶ声が。
「来たであ~るな、二人とも」
「はめてきたぞ」
マリオとアンナはデアールのもとへ行く。
デアールの隣にはさっきはなかった赤い扉がある。
「見よ! この扉は勇者をピュアハートの元へ導く次元の扉、扉の先の世界のどこかに残り7つのピュアハートのうちの1つがあるはずであ~る。アンナよ、お主はピュアハートの存在を感じることができる。扉から先はお主がマリオを導くのであ~る」
「ええ……」
「さて“白のヨゲン書”には勇者は次元を司る者に出会い、次元技を授かるとある。これはおそらくワシの知り合いの次元仙人ア・ゲールと何か関係があるに違いない、この扉の先に行ったらお主達はまず次元仙人ア・ゲールを見つけるのが良いであ~る」
「次元仙人ア・ゲールね、了解!」
今度はわかりやすかったので理解したようだ。
「さぁ行きましょう……」
マリオとアンナは赤い扉を開けて、進むのだった。
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