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ここはハザマタウン、マリオ達は赤い扉からここに戻ってきた。
「さぁまずはデアールのところへ行きましょう……」
「そうだな」
マリオ達はデアールの元へ。
ハザマタワーからエレベーターで下に降りると、横から声が。
「おお、帰って来たであ~るな? お主達の顔から察するとうまくいったようであ~るな。とりあえずワシの家でゆっくり話を聞かせてほしいであ~る、中へ入るであ~る」
デアールの家はエレベーターのすぐ右にあり、マリオ達は中へ入る。中は不思議な物がたくさん置いてあり、なんだかゆっくりできなさそうな感じである。
「それでどうであった? ピュアハートは見つかったであ~るか?」
「ほらよ」
ふところからピュアハートを出してみせる。
「その輝き、まさしく本物のピュアハートであ~る!」
ピュアハートをまたふところにしまう。
「クリスタール、彼女からもらった……」
「なんと! クリスタール様となっ! その方はワシのご先祖様であ~る。“黒のヨゲン書”に対抗するための“白のヨゲン書”を記したのも、この街を作りそれを残したのもクリスタール様をはじめとする古代の民達が行われたことであ~る」
するといきなり誰かが話に割って入ってきた。
「デ デ デ デアールさん! た た た 大変です!」
勢いよく扉をあけて男が入ってくる。
「なんであ~るか! そんなに慌てて……」
「そ、それが……なななななななななななななななななななななななななななななな、なんと……空から女の子がふってきたんですよ!!」
“いや、なが多すぎだろ”と心の中でつっこむマリオ。
「なに? ギャルがふってきた!? 一体どういうことであ~る!」
“この変態……”と思うアンナであった。
「わっかりません! とにかくエレベーターに乗ってこの上の階へ来てください!」
「わかったであ~る! ちょうどよいマリオ、お主も一緒に来るであ~る!」
「え、俺も……?」
ポカンとしてると置いていかれたので慌ててついていった。
やっと追いつき、側による。
「ここで塔を見上げてたら、いきなり落っこちてきたんです!」
「ふうむ……見たことのない格好であ~るな、一体何者であろう?」
マリオとアンナも近くで見てみる。
「どれどれ……あっ!」
「どうしたの……?」
「ピーチ姫じゃん!」
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