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「マリオファイト!」
じゃんけんで負けたマリオは次元技を使いながら鍵を開けにいく。ピーチ達は2階に非難していた。
「こえーぞコノヤロー!」
なんとかダイバンケンの目を盗んで鍵を開けるマリオ。
するとダイバンケンを繋いでいた鎖がとれ、そして物凄い勢いでメイドのマーネを追いかける。
「きゃあああああ!」
そのままどこかへ行ってしまった。
「ここにいたカイブツ、あの女の人に襲いかかっていったわ……どういうこと……? この館、何か秘密がありそうね……」
まぁ気にせず先に進む。
サンデールを探してマリオ達は館の中をさらに奥へと進みます。
しかし、あちらこちらを探しても一向にサンデールは見つかりません。
彼女は一体どこにいるのでしょうか?
“たぶん……こっち……”ピュアハートの存在が感じられず、アンナもとまとまっています。
大きくなる不安を抱えながら、どこまでも続く長い長い廊下をマリオ達は進みます。
~マネー!マネー!マネー!~
長い廊下もやっと終わりが見えたが、どうやら行き止まりの様子。
「なぁ、なんかハテナブロックの上にツボが置いてあんだけど」
「気にせず進めばいいじゃない」
「ツボ……推定100コイン……」
「なら割っても大丈夫だよな」
マリオがブロックの上に乗ると、やはりはずみでツボが割れてしまった。
「ああ――――!!」
すると大きな声が。
現れたのはさっきのメイド、マーネ。
「割ってしまいましたね……私の大事な大事なツボを……」
「え、ああ、わりぃ」
「くおら ワレ! ワシのツボバランバランやんけ~、どないしてけつかるんじゃ~!!」
“えっ、てかこの子関西弁やったか!?”冷や汗たらしながら心の中でつっこむ。
マリオにも関西弁がうつりました。
「こら弁償してもらわなあかんな……。ツボのお値段ざっと1000000マネー……、キッチリ耳を揃えて払ってもらおか~~~~~~!!」
「そんなアホな……」
「ちょっと! ツボは推定100コインぐらいなのよ!」
ピーチは強気に言い返す。
「なんか文句あるんか、人のツボ割っといてなぁ」
「しかもマネーなんてマリオは持ってないわ……コインとは違うものなの……?」
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