ステージ2 トワイランド

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 それを聞いたマリオ達は偽サンデールを睨み、構える。 「マネネネネネネ……、バレてしまってはしかたありませんね」  するとドロンとさっきのメイドマーネの姿に。 「館のメイドマーネ……そして偽サンデールは仮の姿……、その正体はノワール伯爵様につかえるモノマネ師マネーラ! せっかく平和的に解決しようと思ったのに……残念! そっちがお望みなら私の本当の力をたっぷり教えてあげるわ……。まね~ら・ちぇ~んじっ!!」  マーネの姿で首が回りだし反対で止まると、何か顎からニョキっと蜘蛛の足みたいなのが6本はえてきた。す、少し不気味な光景。 「マネマネマネマネマネマネマネマネマネマネマネマネマネマネ……」  体は黄緑で四角く、蜘蛛みたいな姿になったマネーラ。 「あれは……!?」  アンナも変身にビックリしたみたいで叫ぶ。 「気をつけなさい、その者は怪しげな魔法の力で守られています。あなたの攻撃は一切通じません」 「なっ!」 「攻撃が通じない……どうすれば……?」 「マネェ―――!!」  マネーラは叫ぶと襲いかかってきた。 「今はとにかく逃げるのです。そしてこの館のどこかに隠れている本物の私を見つけるのです! 私ならばその魔法を打ち消すことができます、わかりましたね!?」 「ひー! どこにいんだよ―」  マリオはマネーラの攻撃を避けて、扉にむかって逃げる。 「なんでこんなわけわかんねぇ作りなんだよ、この館はぁ!」  とにかく手当たり次第扉に入り、サンデールを探す。  どうにか先に進んでいくとトイレがあった。 「まさか……ここか?」  ピーチと2人で男子と女子を探す。 「マリオ―!」  そのときピーチの声が。マリオは少しためらったが女子トイレに入っていく。  どうやら便器の中から現れたらしく、かなり……近よりたくない雰囲気が。ハエがたかってますよ……。 「本物のサンデール……? こんなところに……」 「私だけではあのマネーラとかいう者には太刀打ちできませんでした。だからマネーラにピュアハートを奪われないよう、この香しい場所に隠れていたのです」 「香しいねぇ……」  2人は鼻をつまみながら話を聞いていた。 「しかしアナタがいれば話は別ですわ。アナタと私の力を合わせ、この臭い仕打ちのお返しをしましょう!」  なんだか元気になったみたいで。 「そうはいきませんわ……」  後ろから声が。
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