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「マネーラっ!」
次元移動で女子トイレに現れた。
「マネマネマネマネ」
そう言いながらマリオ達に近づき、パッと光ったと思うと……なんとサンデールが2人に。
「また私のマネをっ! アナタっ! 早くこの者を攻撃して化けの皮をはいでおやりなさい!!」
「なにを言うのです、アナタこそ偽物ではありませんかっ! 騙されてはいけません、その者を攻撃するのです!」
「私が本物のサンデールです!」
「私こそ本物のサンデールです!」
2人で言い合いばかりの状態。マリオ達はポカンとその様子を見ていた。
すると今度は殴り合いを始める。しかしどちらも互角なようで、最終的にはマリオ達に決めてもらうことに。
2人ともゼーゼーハーハー言って全然美しくありません。
『さぁいきますわよっ!』
2人が声を揃えて叫ぶと、パッと急にトイレの雰囲気が変わる。
「第66回 どっちが本物のサンデールでショー! これからアナタは2人のサンデールに5つの質問をします、2人のサンデールの答えを聞いてどちらが本物のサンデールか当ててください。ただし間違えるとエライ目にあうかもしれませんので慎重に答えてください」
司会らしき四角い顔の人に説明される。
「はぁ?」
もうマリオ達は何がなんだかわからない様子。まぁなんとなく5つ質問を選んでみた。
しょうじきくだらない質問ばかりで全然役に立ちませんでしたが。
だがマリオ達は見事本物のサンデールを当てる。
……なぜかって?
香しいにおいにつられてやってきたんですねぇ……ハエが。
だからわかったんだとさ。
「そんな……、完璧にマネたつもりでしたのに……。…………こうなったらやぶれかぶれですわ。アナタ達2人をサクっとあの世におくってさしあげましょう!」
するともとのトイレになり、またあの変身をする。
マネーラが変身するとピューっとトイレから出ていったサンデール。
「私は影から一生懸命応援してます!! フレ! フレ! チャチャチャ! 頑張ってくださ~いっ!」
「きぃぃ……、逃げ足の速い女ですわね……まぁいいですわ、アナタから先に始末してあげましょう。マネ―――!!」
ドシドシマネーラが近いてきた。
「攻撃きくのか?」
ジャンプして踏みつけるが、やはりきかない。
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