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~一時間後~
拓と勇雀に異変が起き出した
「おぉ!はっ腹が……」
「勇雀……お前もか……これはやばいぞ」
「……おい、東京まであとどれくらいだ?」
「多分……二時間位かな……持つかな……俺、ベルリンの壁が崩壊間近まで来てるんだけど……」
「……あまり喋るな……喋ると民衆の逆鱗に触れるぞ……」
先程までのテンションが急な腹痛の為、めっきり下がってしまって
修学旅行のバスでの思い出は確実に無くなったであろう
それを見た波都はクスクスと笑い出した
「ふふふ。まだまだ悪夢は続くわよ……心、行くわよ」
「はいはい」
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