~企画:勇雀の過去・前編~

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「まあとにかく嫌な事は忘れるかな。ここには温泉があるらしいから行こうか」 勇雀が言うと拓はまだ少しあの事が残っているがとりあえず気分を変えて 「よしっ!そんじゃあ行くか……」 「(やっぱりまだ引きずってんな)んで、波都はどうすんだ?」 心が言うと波都はにやけながら 「私は……まあ部屋にいるわよ」 (何か考えてるよあいつ。だって明らかに笑ってるじゃないか。てかあの顔はいけないわ。女が人前でしてはいけない顔してるよ) 心はそう思いつつも勇雀と拓と共に部屋を後にした 「ふふふ。さあてと。私の腕の見せ所ね。心には悪いけど嫌がらせをするのは私一人で十分なのよ。ふふふ……はーっはははははははははは!!!!」 一人部屋で笑い叫ぶ波都。隣の部屋の人が可哀相だ
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