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「まあそれは置いといてだ。……なんか色々とここの風呂、変じゃないか?」
勇雀が流石に何かが怪しいと思いだしたらしい
「言われてみれば……そうかもな。犯人不明の急所突きがあった泡風呂。そして水風呂なのに熱湯風呂。……これはミステリアスだな」
拓も勇雀に便乗されたかのように怪しみ出した
その中で心は既に犯人の検討がついていた
「(まああいつ以外の誰でもないだろ。さてと、そろそろ戻るかな。俺はバラエティー的な物は苦手だからな)なあ、そろそろ風呂から出ないか?俺、もう色々と疲れたからさ」
「え~~ミステリー解こうよ~~」
文句を言う拓に対して勇雀は心の言う事に頷いていた
「確かに風呂場から離れれば安全だしな。拓、上がるぞ」
「はいはい。わかりましたよ~~」
拓はまだ風呂場にいたいようだがあまりにもやる気のなさそうな二人を見てミステリーを解くのをやめて、風呂場を後にした
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