~異変~

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そして俊に気付く真宵 先程の事がなかったかのように俊に近いて来る 「あっ!俊君も居たの~~♪ちょっと人間スピーカーがうるさいからぶん殴って直しちゃったわよ♪てへっ♪」 正直今てへっ♪とか可愛い子ぶられても今、俊が真宵に感じているのは恐怖だけだろう 「何よ~~♪人を化け物を見るような目で見て~~♪」 実際に化け物を見てしまっているようです 俊はこう言いたいが下手な事をすれば人間スピーカー……もとい。弘の二の舞に成り兼ねない 今、弘は壁に顔が入っていて壁からは煙りが立っている 「ねぇ俊君~~聞いてる~~?俊君もああしてあげようか~~?な~~んてね♪」 俊は今、心の中でこう思っているだろう 誰か……助けて下さ――――――い!! 広場の中心で愛……もとい。ヘルプと叫ぶ俊
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