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「……しょうがないわね。一か八か……やるしかないようね」
真宵は静か目を閉じ、弓を構え、忍のヨーヨーに向ける
そこからしばらく精神統一をする
すると弓の先に風が集まりだす
「今よ!北村家奥義!『居合い』!」
真宵が目を開けると同時に矢を放つ
矢は目にも留まらぬ速さでヨーヨーに当たり、ヨーヨーと共に矢も砕け散った
「ばっ馬鹿な……」
忍はそういうと意識を失ったのかその場に倒れた
俊は糸から抜け出し、真宵の所へと行った
「ありがとな。真宵」
俊がお礼を言うと真宵の様子がおかしくなり始めた
「どうした?真宵?様子がおかしいぞ?」
「きゃっほぅい♪褒められた~~♪」
何故か急にテンションが上がる真宵
俊は普通な人なのでこのテンションについていけない様子だ
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