~異変~

23/66
前へ
/1250ページ
次へ
「……しょうがないわね。一か八か……やるしかないようね」 真宵は静か目を閉じ、弓を構え、忍のヨーヨーに向ける そこからしばらく精神統一をする すると弓の先に風が集まりだす 「今よ!北村家奥義!『居合い』!」 真宵が目を開けると同時に矢を放つ 矢は目にも留まらぬ速さでヨーヨーに当たり、ヨーヨーと共に矢も砕け散った 「ばっ馬鹿な……」 忍はそういうと意識を失ったのかその場に倒れた 俊は糸から抜け出し、真宵の所へと行った 「ありがとな。真宵」 俊がお礼を言うと真宵の様子がおかしくなり始めた 「どうした?真宵?様子がおかしいぞ?」 「きゃっほぅい♪褒められた~~♪」 何故か急にテンションが上がる真宵 俊は普通な人なのでこのテンションについていけない様子だ
/1250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

435人が本棚に入れています
本棚に追加