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「英語だけって………」
「ここさ。十月二十六日の月曜日がオープンなんだよ。まだ、十日ぐらいあるし、俊君誘って行ってみたら??案外………フフフフフ」
七海がニヤリとした。
「七海ぃ!!気色悪いよ!!」
「少しは考えておいた方がいいよ。俊君美形だから、他の女に取られちゃうよ」
珈琲を飲み終え、スプーンで底に溜まった砂糖を掻きだしながら、真矢が言う。
キーンコーンカーコーン キーンコーンカーコーン
昼食終了の鐘。
「やべっ、私、次移動だ」
瑠璃が行きよいよく立ち上がる。
お椀とMYマヨネーズを持ち、
「じゃあね」
と言い、トレーにお椀を戻し、超特急でカフェテリアを出て行った。
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