男がいないと生きていけない女のお馬鹿

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「俺、30歳までは結婚しないぞ それが嫌なら付き合わないべ」 「?それまで付き合いたい!!」 「今日淳の家にいっていい?仕事終わったら車で行くからさ~」 「外は猛吹雪だから来なくていい。」 可奈は聞かずに夜中車を猛吹雪の中走らせた。淳の家の近くで朝が来るのを待った。 「来るなって行ったのに馬鹿だな~寒かったべ!?入れ~」 可奈は嬉しく頬に滴が流れてきたのを感じ胸がきゅつと熱くなった。 「淳に会いたくて…1日会わなかったら胸が苦しくて…」 「うん 俺も…だけど道が悪いときは来るなって~心配だからよ~」 その言葉でまた可奈は惚れ直すのであった。
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