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――身体が熱い。 灼熱地獄に身を投じているような、吐き気を催す熱である。 同時に体が異常なほど軽く感じ、宙に浮いているようだった。立っている実感がまるでない。 ――でも、何故? 視界だけは妙にクリアで、まるで空にいるような、透き通った青色が見える。
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